COMMENT

  • 1991年のクリエイションからの3枚のアルバム、Primal Screamの『Screamadelica』、My Bloody Valentineの『Loveless』、そしてTeenage Fanclubの『Bandwagonesque』に出会ってなかったら、僕は今こうしてグラスゴーのバンドや音楽に関わることはなかったと思う。そんな文字通り人生を変えてくれたレーベルの、このドキュメンタリーで描かれる栄光と終焉は、そのまま80年代後半から90年代のインディー・ポップの歴史にも他ならない。クリエイション世代はもちろん、それを知らない人にもぜひ見てほしい映画です。

    安永和俊(Office-Glasgow ※2011年4月ジョニー(ノーマン・ブレイク+ユーロス・チャイルド)招聘元)

  • 10代の頃、クリエイションの作品には大きな影響を受けました。「ファンタズマ」というアルバムを出した頃、ある朝突然アラン・マッギーから自宅に電話がかかって来て、レーベルに誘ってもらった事があります。その頃僕はマタドールというレーベルと契約したばかりで、残念ながらあこがれのクリエイションから作品を出す事は出来ませんでしたが、僕のスタジオに遊びに来てくれて、たくさん音楽の話をしてくれた事を覚えています。アランは映画と同じように、僕に直接コンタクトをくれるような、ストレートで信頼の置ける、音楽を愛する熱い人でした。日本のレコード会社の社長にも、見習ってもらいたいものです。

    小山田圭吾(コーネリアス)

  • このドキュメンタリーを観たら、英国ロックの隠された裏側や秘密がわかる――。本作は、そんなお勉強のためにある作品ではない。そうではなくて、ともかく今日から何かを始めてみようという気に猛烈にさせてくれるのが、この『アップサイド・ダウン:クリエイションレコーズ・ストーリー』なのである。この映画に登場する見るからに胡散臭い連中のまとった「空気」――、それが「インディペンデント」ということだったのだ。

    宮嵜広司(ロッキング・オン/RO69.jp)

  • 独自のこだわり、人並み外れた情熱、ちょっとしたアイディアとユーモア…。すぐれたポップ・ミュージックに必要な要素の濃縮スープのごとき存在だったクリエイション・レコーズ、そしてその主宰者アラン・マッギーについて、とても手際よくまとめられた見事なドキュメンタリー!

    伊藤英嗣(クッキーシーン編集長)

  • 音楽ファン、いや“1年で1億稼ぐ方法”とかも読んじゃうような成功を夢見る若者たちにも見てもらいたい映画。この映画を見ているとそのむちゃくちゃさに呆れてしまうかもしれないが、でも、そのむちゃくちゃさが、歴史を作ったのだ。好きな事をやり続ければ、いつか道は開かれる、そして、アランのように失敗しても、それ以上の幸福が君の手元に残る。音楽と人生の興奮を教えてくれる映画です。

    久保憲司(フォトグラファー/ライター)

  • 同時期に同じ音楽に影響をうけ、同時期にブランドを立ち上げた僕にとって、クリエイションレコーズの歴史はまさに“MY GENERATION ”の歴史に相応しい。

    北村信彦(HYSTERIC GLAMOUR)

  • 私が高校生の頃から愛して止まない音楽が詰まってる!UKロックシーンに革命を起こしたこのインディレーベルの凄さを改めて思い知らされた。興味深い逸話満載で、当時をリアルタイムで知らない若い世代にも観て欲しい音楽神話の傑作。

    高樹千佳子(キャスター/タレント)

  • 僕らの世代の本当のリアルはセックス・ピストルズじゃなく、クリエイションレコーズでした!でもあの頃知っていたキラキラしたリアルは表面的な物で、ダークサイドを知ったのは、もっと後になってからでした。刺激的な時代を、この映画は全部見せてくれます。

    カジヒデキ(ミュージシャン)

  • アランはじめクリエイションのスタッフ皆が僕らの音楽を理解してくれたし、すごく支えてくれた。もちろん皆いまも友だちだし、会えばよく話をする。そういう関係って、ほかのレーベルにはないと思う。

    ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ/ ジョニー)

  • 当時自分は、それほどクリエイションを意識していないと思っていたのだけれど、実はそれどころか、どっぷり浸かっていたのだと知って驚いた。リスナーとして渦のど真ん中に居られた事を、本当に本当に幸せだと思う。

    カヒミ・カリィ(ミュージシャン)

  • 世界中で何千万人もの人々の心を動かしてきたアーティストたちの心を動かし、束ねて来た男なんて、スケールがデカ過ぎてもうよくわかりませんが、とにかく裏方も人間力ですよ!必要以上にキャラの濃い裏方にしか、実現できないことがあるんですね。

    劔 樹人(神聖かまってちゃん/撃鉄マネージャー)

  • Watching my youth flash before my eyes all over again. Great music. Great film.

    Joe McAlinden(ex-Superstar)

  • 映画の中で「テレヴィジョン・パーソナリティーズのライヴを観た後、すぐにラフ・トレードで彼らの作品をパクったんだ!」と熱く語っていたアラン・マッギー。この映画を観た後、僕もクリエイション作品を全部揃えたくなった(勿論ちゃんと買います)。

    小野肇久(ディスクユニオン)

  • 想像してたより、アラン・マッギーはまともでした。まともにぶっ飛んでる。かっこいい!クリエイション大好き!!

    マエノソノマサキ(8otto[オットー]/Dr.Vox )

※ 順不同・敬称略